研究活動COVID-19パンデミック中の介護保険サービス利用状況の変化
COVID-19パンデミックによる介護保険サービス利用状況の変化を検討した日本で初めての大規模データ解析の結果が、2021年1月28日発行のInternational Journal of Environmental Research and Public Health誌に掲載された。 本研究では、介護/障害福祉事業者向け経営支援「カイポケ」の2019年7月~2020年6月のデータを用いて、65歳以上の在宅要介護者を対象に、パンデミック前後における各種サービスの利用者数の変化を分析した。解析の結果、訪問サービスの利用者数がパンデミック前(2019年7月~12月)の傾向を維持または増加していた一方で、通所サービスでは利用者数が減少傾向にあった。 本研究結果は、パンデミックが高齢者介護に与えた影響や、今後の支援策を考える上で重要な知見である。
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